2026年のチャレンジ
毎年、何か新しいことにチャレンジすることにしています。釣りに限ってみても新しい釣種にチャレンジするなんてのもそうです。良い変化は日々の暮らしに張りをもたらしてくれます。
遡って2026年の1月、あるいはもっと以前には、アジングを本格的にやってみようかとも思っていたので、今現在まで時折は竿を出していますが.. 風の吹き荒ぶ新潟市では「いわゆるアジング」が成立するタイミングを待たねばならず、私の性(しょう)と生活リズムに合っていない感じです。これは人に教わるべきですね、釣り方というか、楽しさを教わらないと。
今回の本題はもう一つのチャレンジのほう。釣りの動画投稿です。こちらは2月には心を固めていました。それで3月だったか、Instagramのストーリーに少し載せたりはありましたけど、年度替わりは仕事が忙しいのと、釣果の乏しい時期なので少し寝かせてました。本腰入れてリール動画を始めたのは4月下旬からです。
それから4ヶ月経って、思うところを整理しておくことにします。
動画投稿は心意気!
大変なんです。動画はホント大変。手間も時間もかかります。一応、私は動画は初めてではないし(釣りの動画は初めてというだけ)、仕事でも動画を作ることがあるくらいには経験があります。だからこそかもですが、お金にならないのに膨大な作業をするというのは、これはもう心意気だと思っています。
初めのうちは鮮度を大切にしました。私は仕事帰りに釣りをするので、夕方から夜に釣りをして動画を撮ります。帰宅したらご飯を食べながら構成を考えて、それから編集作業に取り掛かります。
すると、どんなに急いでも深夜1時から3時くらいに投稿することになり、睡眠時間は3時間に削られて、ふらふらになりながら出社というスケジュールに。週に3日ほどそういう日を過ごして「ムリ」と感じたので鮮度を追求するのは早々にやめました。
本当ならば新製品発表の当日に所感動画を投稿するとか、ライブ感が欲しかったところですが、そういうのは若くて独身の方にやっていただきたいところです。視聴者としての私はそういうコンテンツを望んでいるので、やってあげたいけど、できない、というのが本音です。
半公の釣り、個人の釣り
半公(はんおおやけ)、つまり半分公的な釣り、セミ・ソーシャルな釣り。動画を公開する前提で釣りの様子を収録するというのは、個人の趣味という枠を超えていて、かなり社会的な行いだと感じます。
いや、まあ、漁業関連法の下、我々は自動的に遊漁者とみなされるのであって、すなわち我々は漁業振興を期待されて釣り行為を暗黙に許可されている社会的立場にあるのだから、社会的でない釣り人なんて居てはいけない道理なんですが、実態として社会からの解放を求めて釣り場に来ている人は少なからずいると思います。私もそうでした。
理想と現実のどちら側から話せばいいのか難しいと感じつつ、従来なら他者と干渉せずに、ひっそりと楽しんでいた釣りというものを動画で公開するというのは、やはり他者の存在を意識せずにはいられないです。
最初期の動画は公開に辿り着いてさえいません。理由は「つまらない」から。自分で振り返って視聴しても面白くないものを、どうして公開できるでしょうか。無言で釣りをしていて、いつ釣れるかわからない、もしかしたら釣れないかもしれない、という動画を何分観ていられますか?という問題でした。
だからトークや編集は必須です。トークには差し込むタイミングが2つあって、釣りながらのトークか、編集時にコメンタリーとして吹き込むかです。私は編集の手間を減らしたいので釣りながらのトークをしています。
しかし、釣りながらのトークとは、つまるところ「独り言」です。だけど、あとで他者が聴くという前提があります。これが難しい。なんせ、どんな人が聴くのかわからない。ビギナーなのか経験者なのか、新潟市の人なのか他県の人なのか。複数の相手を同時に想像しながら瞬間的に言葉を選んでいかなければいけない。これは相当に脳が疲れます。
あまりにも労力が求められると続かないと思ったので、視聴者はビギナーに絞りました。Instagramは中高年のSNSなのでビギナーがどれほどいるかという疑念がありましたが、ひとまずこれに落ち着きました。
さて、そうすると、エンタメ要素も必要です。明るいトーンの声で朗らかに喋りたいところなのですが.. まあ、これがまた難しい(笑)
こっちは、1日仕事してきて、くたびれたオッサンなんです。しなびたジャガイモを想像してみてください。そこからどうして明るい声が出るというんでしょうか?
私は声が高いと言われるほうなんですが、動画の中では自分で聞いたことがないくらい低い声で喋っています。ボソボソと、滑舌も悪いです。テンションも低い。独り言だとこうなるんだな、と発見があったほどです。これでは視聴してくれる人に悪いので、4回くらい撮り直すことはよくあります。同じ話を4回する。ひとりで。これもまたつらい。
この項が長くなりすぎたので閉じるのですが、結局のところ、収録を前提とした公の釣りと、癒しを目的とした個人的で密やかな釣りを分けることにしました。個人的な釣りのときはカメラを回さずに黙って水面を見つめています。
夏至はとうに過ぎた
これからの秋、そして冬が難関です。日照時間が短いからです。私は休日の日中に釣りをしないので、日暮れが早くなると暗闇でカメラを回すことになります。それでは収録が成立しません。
おそらく写真を元にして編集で声を乗せるしかないと想像してますが、ん〜、それって視聴者にとって面白いか?という疑問があります。アイテムのレビューを収録するアイデアもありますが、冬季は天候不順で海へ出れる日が激減しますし、せいぜいインプレッション止まりになります。
特にInstagramのような刹那的なSNSでは、自分のペースでやれば良い、というのが通用しないのがつらいところです。詳細なアルゴリズムは不明なものの、直近の数時間〜数十日というような短いスパンでアカウントが評価されるので冬季に休眠させるわけにもいきません。
そもそもInstagramで動画コンテンツをやり込むかどうかも悩みどころです。もとが写真投稿SNSだからなのか動画再生機能がお粗末なんですよね。Instagramは動画を投稿して欲しいのか、そうでないのか、方針が非常に曖昧です。収益化の手段もかなり特殊なのでInstagramで労力のかかったコンテンツをやろうという人がどれほどいるのか..? Instagramの投稿をブログに埋め込むのも一手間かかるし.. だからこの記事も動画の話題なのに埋め込みなしで書き上げちゃうんですけど.. よくないですよね〜。
そんな感じで、現在地の確認でした。
