2026上半期まとめ

怒涛の変化

上半期まとめと呼ぶには1ヶ月ほど遅いのですが、ようやくブログを更新する力が戻ってきたのでこのタイミングになりました。振り返ってみると、まあ変化の多いこと! まずは魚のことから記しておこうと思います。

冬イワシからの春ブリ

新潟市内のみならず県内沿岸の広い地域で起きた変化はアングラーの記憶に新しい出来事だったことでしょう。2025-2026の冬は東北の太平洋側沿岸の水温が高かったためかマイワシが津軽海峡を通って日本海側へ進入したことが知られています。これらが冬の日本海に適応できなかったことで秋田から新潟までマイワシの大量漂着を引き起こしました。

そして春が近づくにつれてわかったのは、かなりの数のマイワシが生き残っているようだ、ということ。結果をみると2026の春はマイワシを軸に考える環境となっていました。この影響が最も顕著だったのはショアブリゲームの成立に見ることができました。もともと2025の秋にショアワラサが可能だったので下地は良かったわけですが、冬に適当なベイトがいなくなると南下してしまうため新潟市でショアブリを目にするのは通常は稀なことです。

カタクチの不在

一方、マイワシに追いやられてしまった魚もいます。カタクチイワシです。

通常なら秋に生まれたカタクチイワシが冬の間に成長し、春には7cm程度の大きさになります。新潟市のソルトルアーフィッシングの対象魚の多くがこれを狙うので、同サイズのミノー、シンペン、メタルジグを用いれば様々な魚を釣ることができます。

ところが2026はカタクチイワシがいなかったせいか、魚たちの接岸にも影響しており、例年の釣りが通用しなかったように思います。

端的にいえば、カタクチイワシはマイワシとの生存競争に敗れたのだと思います。マイワシは大きく成長してからも尚、植物プランクトンを濾し取って捕食する魚だからです。カタクチイワシの稚魚(シラス)は成育を阻まれるばかりか、被食されることもあったかもしれません。

カタクチの不在はブリ族の幼魚にも影響がありました。通常なら春に大量のイナダが揚がるはずが、2026は少数のワカシしか見られませんでした。カタクチがいないので冬の間に成長できなかったとみえます。それらが死滅したのか、それとも南下したのかはわかりません。ただ、この調子なら秋のワラサは望めません。居残りのブリは可能性がありますが、ベイトの接岸次第といえます。

ホームサーフのマゴチ不振

個人的にはマゴチの接岸が弱いのが残念なところ。やはりカタクチ不在の影響かと思います。

マゴチの口内は獲物を押し潰せる構造で、それにより硬い外殻を持つ甲殻類を食べることもできるのが(ヒラメにはない)強みなのですが.. この捕食方法はマイワシとは相性が悪いといえます。

マイワシの生存戦略の基幹は、高速で泳ぎ続けて捕食者の追跡を振り切りつつ、植物プランクトンから脂質エネルギーを補給し続けることができるという極めて強固な戦略となっています。一方でマゴチは優れた視覚システムでカタクチの擬態を見破ると考えられますが、マイワシのように競争で勝負をしてくる魚は苦手です。

仮に、マイワシを捕らえたとして、口内に大量のウロコを撒き散らされエラを詰まらせてきます。これがマイワシの2段目の防備で、追跡者を呼吸困難にして減速させ、その間に群れはアドバンテージを広げることができます。したがって、マイワシに最適な捕食方法は丸呑みで一気に胃に収めることだといえますが、それができる魚類は限られます。イルカや海獣、ペンギンなど、食道と気管が分かれている動物にはゴチソウです。しかし、魚類にとっては手強いベイトです。

そのようなわけで、マイワシを偶発的に捕食できる魚はあまり多くなく、きちんとマイワシを捕食できるように進化してきた魚だけがマイワシを追うことができるのだろうと思います。その点でマゴチはマイワシを食べる準備ができている魚ではないでしょう。また、カタクチイワシとは生存戦略が異なっている魚ですし、ベイトサイズが例年よりも大きいからといって大物が期待できるわけではない、ということでもあります。

海難事故に注意

お次はホームサーフに関係してこの話題。2026年は新潟市中央区および西区の海岸で事件・事故が目立つスタートとなりました。昨今のご時世で身投げなどは報道されないのかと思いますが、そうではなく遊泳中の溺水は広くニュースになっているのでご存知の方もおられるかと思います。

私も毎年1〜2回は海水浴をします。普段から釣りで知っている海域でも、泳いでみると勝手が全く異なるものです。常日頃から海に関心を向けているのでないのならば(例えばサーファーとかでないならば)、海に入って遊ぶのは海水浴場として開かれている場所・時間に限ることを強くおすすめします。

さて、そんなこんなでホームサーフでの釣りを自粛中だったりします。やはり、その、ご遺族が花を供えている近くで殺生をするというのは何か違うと感じます。でも、これで賑わいを絶やすというのも間違いという気がしていて、8月中旬以降には再開しようと思っています。

公認スタッフ化とステマ規制法への対応

話題が変わりまして、今後のブログやSNS投稿に関係するテーマです。

私、2026年はピュア・フィッシング・ジャパン様のフィールドスタッフとして活動しております。2月のにいがたフィッシングショーではブースに立たせていただきました。その後の各種イベントでは日程が合わず、前日の設営のみお手伝いという状況です。

で、こういう表明を進んで行なっている理由は(自慢などではなくて)ステマ規制法への対応があるからです。あまり聞き覚えがないかもしれませんが、現在はステルスマーケティングは法的に禁止されている行為です。要するにメーカーが個人等にこっそりと口コミを頼んだり、そのように誘導することはNGとなっています。

これの違反はメーカーへ罰則があります。つまり、私がPRであることを明示せずに投稿をしてしまうとメーカーに迷惑がかかってしまう恐れがあるということです。

で、実のところ、私がPRをお願いされているのは、ロッドのソルティースタイルサーフ、リールのレボ5SX VOLTIQ、あとはソフトベイトのネメシスあたりで、それ以外のアイテムについては私が(そもそものファンとして)勝手にPRしているだけだったりします。私の場合は個人ブロガーとしての活動が下地になっていたこともあって、少しややこしい状況でした。

ただ、読者や視聴者にしてみれば何が供与されたアイテムであるかを確認しようがないので、フィールドスタッフであるという表明をした上でメーカー製品を取り扱っている内容は全てPR表記をつけることにしました。本当ならば勝手にPRしている内容はメーカーに責任はない事柄ですが、釣りが道具を組み合わせて用いる都合、供与品と自費購入品が混ざるのは仕方のないことで、それらを個別に供与品かどうかを表記しているとSNSでは文字数制限に苦慮しますし、SNSの軽いノリに合わないのも問題でした。

そんな理由から2026年の投稿の大半にPR表記をつけています。さすがに供与品が1つも映っていない・言及していない場合にはPR表記はしていません。このへんの関係性について心の整理をするのにだいぶ期間が必要で、ブログの更新が止まっていた理由となりました。

公認スタッフ化と気苦労

PR以外でも気苦労はあったりします。ついでに書き添えておきます。

主要なものでは、自分で調査して作成したオリジナルな投稿であっても、ある読者は「メーカーのスタッフがこう言ってた」と思い込むかもしれない、という想定に関してです。

これはスタッフのペルソナに対する認識が人によって違うために生じます。私は個人アングラーでありスタッフである、つまり併存するものであり、その割合が7:3だったとしても、ある読者はスタッフのペルソナは個人アングラーの立場をすっぽりと包み込むものだと思っていれば認識が食い違うわけです。例えば、個人からスタッフへ「昇格」だと思っている人はこの認識傾向があるかもしれません。

まぁ、発信を続けていれば何かしらのトラブルはあるだろうと思っています。ワタクシ、こう見えて(?)インターネット上の発信者としては年季が入っていて、90年代の中頃には自分で手作りしたホームページを持ってました。今現在いわゆるインターネット老人会を自称している人の大半は2000年代のADSL普及期以降の人のようなので、それよりも昔からネットに住んでます。

自分で発信の場を設けてきた経験上、アクセスが伸びてくると時にはケチをつける人がいるのは重々承知のことです。案件を扱うのも初めてではありません。

ただ、そこでケチがつきそうな点を全てケアしてしまうと、引っ掛かりのない内容になってしまって面白みに欠けるんですね。だからツッコミが入るかもしれない箇所は認識(覚悟)した上で公開するのですが.. やはり単発の案件とは違って、単年ごとの期間でやるスタッフというのは情報の置き方に工夫がいるなぁ、と思っているところです。

これはまだ試行錯誤があると思います。

動画投稿を頑張ってる!

ブログの更新は休んでいましたが、Instagramでは投稿を続けていました。今年は動画投稿を頑張ろうと決めていたので4月からリール動画も上げています。

構成や編集にかかる手間が段違いに多いです。こりゃキツい(笑)

これまでの趣味でも仕事でも動画編集することあるので、わかっちゃいました.. わかっちゃいましたけどね。う〜ん!フォーマットが決まらないうちは30分の釣行を3分にまとめるだけで1週間くらい使ったりしました。

皆さん同じようなものだと思いますが、仕事と家事育児で余暇がない状況下、わずかな時間で釣りに行っていたところに動画編集を突っ込んだわけです。すると睡眠を削るしかない。連日3時間睡眠みたいな時期も生じたりしました。嫌いじゃないからハマっちゃうんですよね。でもやっぱりキツい。

毎日投稿は(これで生活してるんじゃなきゃ)不可能だと思い知ったので、今は週に1本を努力目標としています。秋以降に日照時間が短くなったらどうしようか、とか見えている課題もあるんですが、考えを先延ばしにしています。あぁ、動画に手いっぱいで写真投稿もブログも滞っています。

問題だらけでも動画を続ける理由は、やっぱり多くの方に観ていただけるからです。ブログはオワコンと言われるのも納得。桁違いのビュー数です。これが励みになっています。

あと、誤解なきように補足しておくと、投稿をしているのは人気が欲しいとか、いわゆる承認欲求とかではないんですよ。「この岸辺露伴が 金や ちやほやされるために マンガを描いてると思っていたのかァーッ!!」という名台詞。この心境がわかるか、わからないか。金品や名声のためなら、それらを得られた時点でやめちゃうでしょう? そうではないから長年やってるんですよね。ライフワークというか、なんなんでしょうか? 私自身、言語化できないでいます。

とにかく、動画は続けるに値する媒体だと実感しています。やるからには上手になりたいですね。努力中です。

というところで近況報告を終えます! ブログも統合できるように模索していきたいと思います!