新型Ambassadeurのチラ見せ?

今江アンバサダーのブログより

Ambassadeur エグリ帰省

今江克隆公式ブログ

所感

すでにご覧になった方もいるかと思いますが、今江アンバサダーのブログにてアブガルシアの新型ambassadeurと思われる画像が公開されています。

ただし、当該記事ではこの画像が新型ambassaduerであるとは一言も述べられていません。文脈とモザイク加工により、そのような憶測を呼ぶ内容というだけです。

これが新型ambassaduerと仮定して感想を添えるとして、これは丸型リールの意匠を引き継ぎつつも、ロープロファイルリールのような機構であるように見えます。同じくピュアフィッシング製品としてはPENNのコンベンショナルリールのような二重の円形構造のボディであることがわかります。

これについてはファンの意見が分かれそうなところでしょうか。懐古趣味的には完全な丸型リールであってほしいという声は理解できます。他方、エンジニアリング的には板金加工であればこその丸型フレームだったのであって、現代の一般的な製法である鋳造やCNCで「あえて丸型を守る」というのなら相応の理由が必要です。そうでなければ「ただの格好付け」という声も出てくるからです。

ambassaduerに限ったことではないのですが、温故知新を意識したデザインはバランスが難しいものです。全くの新規デザインであれば既存ユーザーがいないので不満は出にくいものですが、すでに存在するものをリデザインする場合には既存ユーザーが期待する先行イメージがあるためです。

また、製造方法の変更があるとすればスウェーデン工場の閉業も影響しているかもしれません。これまでの製品群から推察してスウェーデン工場は板金加工の設備と技術者を有していたと思われます。一方、ロープロファイルリールを製造している韓国の工場にあるのは鋳造設備とその技術者であるはずです。モノづくりは設備と人の両方が揃うことで実現するので工場が変われば出来上がるものも変わります。

..ここまで書いておいてなんですが、今江さんというか今江節というのは「チラ見せで読者を翻弄してから答え合わせ」というサスペンスドラマのような構文を用いるので現段階では状況を見守るのがよい気がします。

補足

当該記事は今江さんの読者じゃないとわかりにくいところがあると思うので補足してみます。

ABUファンや言うとるチンプーには解らんやろこの良さが。

チンプーとは益子大和プロのこと。チンペーやチンピーと表記されることもあります。20数年前、益子プロがチンピラのような風貌だったことに由来しているとのこと。今江さん的には常識なのでしょうけれど、一見の読者には伝わらないのでハラハラするところです。

要するに、メーカーの身内の人物に対して、仲良しだから煽ってウザ絡みしている、という光景です。

サシデさんですよ、あのサシデさん。

現在はソトコトの編集長を務めている指出一正さんです。一般的な認知としてはソトコト編集長として知られている人物です。地方創生の文脈で有名な方です。

対して、今江さんの言う「あのサシデさん」とは、指出さんのフィッシングオタクとしての顔のことを指しています。この顔についてはWikipediaにも軽く触れられているのみで、あまり知られていないことのように思います。

蛇足ながら、私も指出さんとは一度だけお会いしたことがあります。ほんの挨拶だけでしたので私のことは覚えられていないはずですが、なんともいえぬ穏やかな雰囲気のある方でしたので私のほうはよく覚えています。指出さんがambassaduerを持って渓流に立っていたら、手本にしたくなるような雰囲気のある方です。

指出さんは民俗学的な物事の見方というか、それこそ温故知新という言葉が当てはまるような多様な事例を知ってらっしゃるので、こういう方が釣り場問題とかを編集してくださったら有難いと思います。


ちょっと補足が長すぎましたが、新型ambassaduerの話題でした!