マサヤート的・欲望全開!ゼノンコア・ライフを赤裸々公開!
(前略)
さて、今回は愛してやまないアブガルシア様から5月に発売されたNEWリール「ZENON CORE BF7」を、フワッとマサヤートさんなりにご紹介させていただきます。あくまでも僕なりのCOREライフですので、少しでも参考になれば幸いです。
(後略)
LureNewsR
所感
ルアーニュースRにてゼノン コアを紹介する記事が公開されています。
私もゼノンユーザーなのですが、今年発売したコアは持っていません。LTXとビースト9を使用中であることが理由です。しかし、もしも最初からコアがラインナップされていたならBF7かHS8を選んだ可能性はあります。
ゼノン コアは、ゼノンシリーズのド真ん中という位置付け。ソルトアングラーにとってはまさにその通りかと思います。LTXはアジングなどの中層の釣りには良いものの、ボトムやストラクチャ周りを攻めるにはキャパシティ不足です。そのような場合は遠距離戦を捨てて太糸を巻く必要がありました。また、ビーストは強さとキャパシティは申し分ないものの、それなりに自重があります。しかもギア比が6か9のいずれかです。7か8が欲しいという声も理解できます。そのようなわけでソルトでは中間のモデルがあればいいのにな、と感じていました。ゼノン コアは待望の追加機種というわけです。
さて、マサヤートさんの軽妙な語り口に添えて、私からもビギナー向けにコメントを寄せたいと思います。釣りメディアの情報って中級者向けなんですよね。マサヤートさんも難しい言葉は使っていないものの、内容的には予備知識のある中級者向けの情報となっています。
まず、アジを釣るならLTXの1択です。というのも、BF7などの32mm径スプールでは1gというような極端に軽いものは投げにくいからです。マサヤートさんは3g~15gでの使用を言及されてますが.. 率直にいえば30mm径スプールのLTXのほうが向いているウェイト帯だと思います(当然、マサヤートさんもわかっているでしょうけれど、PR記事ですので.. ね)。むしろ、32mm径スプールのモデルは10g~30gといった、やや重めまで対応したい場合に有利です。
「アジはスピニングでやるからいらないよ」「アジングタックルでは不向きな釣りに対応したい」ということであればBF7とHS8が良い選択肢。ロックフィッシュ狙いなどでボトムにつけるのであれば糸は太く、かつ、フッキング後はカバーから速やかに引き離したいのでHS8が向いています。フラットフィッシュもロングキャストが多くなるのでHS8です。シーバスやクロダイはライトリグの使用頻度も高く、またカバーに潜る魚ではないのでBF7が適していると思います。
本当に始めたばかりのビギナーで、何を釣るかも決めていないけど釣りがしたいんだ! という人にはBF7のほうをおすすめ。最初は小物でもいいから数釣れたほうが楽しいし、モチベーションを維持しやすいと思うからです。それと、ビギナーはスピニングから.. という意見もありますが、スピニングのクセがついてからベイトを触るから難しく感じるのであって、どうせ初めてならベイトから触ってもよいと思います。
それと..
ちなみに..
蛇足かもしれないのですが..
メーカー的には触れてほしくないところかもしれないのですが..
新発売である黒いボディのゼノンコアたちと、ファーストシリーズである銀色ボディのゼノンたち。現時点の実勢価格は横並びです。
で、銀色ボディのゼノンたちは、化粧箱に入っています。そしてセミハードケースが付属。対する黒いゼノンコアは、持ってないので断定できませんが、見た感じレボなどと同じ系統の箱です。あのサイズ感でケース付属ってことはないよね?
でね、純正のセミハードケースって、単品で買うと各社とも¥4,000~¥6,000くらいするんですよ。
ですから、銀色ボディのゼノンたちって、もとからハイコスパ。例えば、ゼノンLTXと、その1世代前のハイエンドBF機であるレボ ウルトラキャストって、差額が¥7,000くらいの状況がしばしば発生してます。それをケース代だと思えば、どうか? ボディのみの価格差はわずかだと考えることもできます。
ゼノン コアって、昨今の経済社会の状況を考慮して、収益性とかですね、戦略的な位置付けの強いモデルかな、と思っておりますです、ハイ。それで検討を進めていくと、銀色ボディのゼノンのみならず、ロキサーニBCも候補に入ってきたりして..
あの黒色ボディは「オトナのゼノン」である証。そんなふうに思ってます。