手堅くライトロック

釣りました〜、キジハタ!久しぶりの釣果です。ノーフィッシュ続きで辛かったので今日は手堅い釣りをしました。仕事帰りに30分で1本です。ちゃんと釣れるじゃん。ホッとしました〜。

しばらく釣果が遠ざかっていた理由はわかっているので、反省のために記しておきます。

キャスト練習を優先していた

1ヶ月と少し前にベイトフィネスを始めました。初日から釣果はあったものの、バックラッシュしまくりでした。なので、キャスト練習のためにムービングベイトばかり投げてました。

ムービングベイトというのは、例えばミノーやスピンテールジグようにリールを巻いて動かし続けるタイプのルアーです。キャスト練習のためにキャスト回数を増やしたいという意図がありました。

だから回収の早いルアーを使っていました。特にフローティングミノーです。着水後すぐに巻きますからキャスト回数を最大化できます。中型以上のフィッシュイーターならリアクションでヒットする可能性もあると考えて投げ続けました。

ただし、高水温でフィッシュイーターが沿岸にいないであろうことを無視していました。ナブラもベイトフィッシュもいないのに投げ続けていたんです。そりゃー 釣れませんよね。

いる魚を狙わなかった

高水温でもアオリイカとキジハタがいるだろうことはわかってました。アオリイカに関しては目視できるのでハッキリとわかります。

だけど狙わなかったんです。

理由は、どちらもテンポが遅い釣りになるからです。アオリイカはスローに誘う釣りですし、キジハタはボトムをリフト&フォールするだけでなく中層のスイミングも試す必要があります。つまりキャスト練習のために遅い釣りを嫌っていたんです。

やっぱり釣れる魚がいるなら狙ったほうがいいと思いました。

ここ1ヶ月で得たもの

では反対に、得たものにも目を向けてみます。

まずベイトキャスティングは、とりあえず前に投げるだけなら安定しました。15gのジグなら50mくらい飛ばせるかな? 慣れているスピニングならもっと飛びますが、ルアーの飛行安定性はベイトのほうが上だと気づきました。

驚いたのは3gのジグの飛距離と操作感が良いこと。スピニングだとラインを合わせないといけないところを、ベイトなら1号のラインで3gを投げても違和感がありません。4gなんて、ちょっと重すぎたかなと感じるくらい。それでいて30gも同じタックルで投げられる。まあ、これはロッド性能の影響も大きいのかな。(まだインプレしませんがG-TECのXSC-71ML+です。)

ちなみにバックラッシュの9割は着水時です。空中でバックラッシュすることは滅多にないです。ZENON LTXで空中でのバックラッシュはブレーキを4分の1より弱めたときにしか起きていません。着水でバックラッシュしている理由は投射角度がナローすぎるからです。意識して空へ向けて投げるようにしてからはノーサミングで着水することもできるようになってきました。

それから、ノットが変わりました。キャスト回数を増やすために、復旧が早い方法を採用するようになりました。

具体的には、リーダーはトリプルエイトノットでショートリーダー(ファイティングリーダー)、ルアーの結束はダブルクリンチノットです。昔から定番のノットですね。

今まではFGノットとパロマーノットまたはエイトループ(チチワ)を基本としていました。それらと比べてトリプルエイトノットとダブルクリンチノットは現場で素早く組めるのが利点です。

スピニングはリーダーを再構築するたびにメインラインが減ってしまい、スプール痩せによるエッジへの接触と飛距離低下が気になっていました。だからFGノットとチチワでした。

ベイトの場合はスプールが痩せても問題なく、明らかに目減りしてきてからロングリーダーで補ったり、いっそリフレッシュしてしまえばいいのでライン管理は楽です。先端は頻繁に切り詰めるのでロックフィッシュとの相性も良いです。

ダブルクリンチノットなどは結束強力では劣るのかもしれませんが、ドラグを設定しているので問題ないと考えています。これはロッドを破損から守るためでもあります。

ベイトフィネスを始めたことで得たものは大きかったです。この経験の上でスピニングを使うと新しい気づきがあるかもしれません。まだまだ釣りを楽しめますね。釣るぞー!